全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2022 全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2022 全応募作品をみる

銅賞
みす
福田勝千(熊本県立大津高等学校)

友人にMtFの子がいて学校での授業もありジェンダーについて関心がありました。夏休みに(MtFの子本人と)演劇部の友人たちに手伝ってもらい短編映画にしてみました。企画・脚本・スマホ撮影・PowerPointで編集は僕一人でしています。

審査員コメント

サイレントムービーの形式が映像の雰囲気とマッチしていてとても好感を持ちました。
音を無くしたことによって、映像や表情がより研ぎ澄まされている気がします。
そしてみんな演技がとても上手!

柚木 恵介

ジェンダーをめぐってとらわれがちな思いや言葉を、高校生の日々のすぐ隣にある映像に落とし込んだ点が良かったです。当事者を含む友人たちとつくりあげたことはきっと今後の作品の力になるはず。

曽根 博美

LGBTQやジェンダーの話って、僕らの世代だとあとづけの企画になりがちなんですが、もはや世の中にすでにあったものととらえていて、いい意味で今の高校生のスタンダードな表現に見えました。思想転換の境目にある今をたくさん感じてさせてくれました。

田中 偉一郎

田口:どんな生徒にも正面から向き合える先生を目指してください。
浜崎:作品を拝見し、時代だなと思いました。誰もが生きやすい社会にしたいですね。
内田:好きに生きることは大切ですが、実際は想像以上に難しいと思います。私自身も100%理解が出来ているかと言われたら、自信を持って「Yes」と言えない部分はありますが、マイノリティを含めた「みんな」が自分らしく活躍できる環境下にあってほしいと思いました。

高校生と一緒に地域盛り上げ隊

多様性の時代ですので様々な事に興味を持ってこれからも映像作品を作られる事を期待しています。
可能であればYouTubeやSNSで発信してみてはいかがでしょうか。
編集前の4分のフル動画を見てみたかったです。

高校生のごはん応援隊

「だれかにどう見られたいかじゃなくて、わたしがいつもどうありたいかが大事」--人間の生き方やアイデンティティーの根源を語る言葉でした。これは一生続くかもしれない「大きな問い」でもありますね。

未来のミカタ 情報基地