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銅賞
【No.163】私が守りたい感謝箱
ことこ(公文国際学園高等部)

みなさんはどのように日々を送っていますか?中学校を期に親元を離れて寮生活を始めた私も、気づけば4年目に突入。あっという間だったけれど、寮生活を送っていく内に日常のあたりまえなことに対する“感謝のこころ”を感じるようになりました。自然とよりどころなっている家族や友人、また、私たちの生活を支えてくれている寮の先生や食堂や清掃の方々。この感謝のこころを文字として残していきたい。それも、感じたその時その時に。こうして、私は寮に『感謝箱』をつくったのでした。

審査員コメント

大人による正しさの押し付けをよく見かけるようになりました。それらは確かに正しいのですが、正しすぎてなんだか辛い。地球規模の問題や人権に関わる問題も大事だけれど、ことこさんのように身近なことを自分で少し良くしてみる。そのくらいが僕は好きです。

柚木 恵介

【審査員特別賞 田中偉一郎賞】
怒られるかもしれないけど、やさしすぎ、あたたかすぎです。これを見たあと、逆に怪奇なしょうもない動画を見たくなってしまうぐらい、あたたかい気持ちになってしまいました。
こんなやさしいことってなかなか素直にできないんですが、実は一番勇気あるとがった表現なのではないかと思い、今の高校生のリアルを「ねこちゃん(佐藤ひなの)」と同じように感じつつ、僕的には今回金賞以上でした。審査員特別賞に選ばせていただきます。やさしい気持ちにさせてくれて、そのあと、しょうもない動画を見たくさせていただき、ありがとうございました。感謝いたします。

田中 偉一郎

ことこさんのお話の仕方、言葉選びに惹かれます。人に思いを伝えることを大切にしているからこそ思いつき行動できたことなんですね。インタビューやその後も知ることができてとても見応えがありました。

杉浦 由梨

感謝箱、素晴らしい活動ですね。周囲も自分も幸せになりますね。改めて感謝を伝えるということの大切さを感じました。気づかせてくれてありがとう。

高校生と一緒に地域盛り上げ隊

大人目線では、『××箱』はよくあることと思いましたが、設置を決め、周囲の人たちに受け入れてもらいながら、継続するための工夫が沢山あったのだろうと想像しています。
もしかしたら、その内容だけでも、もう一本作品にできるかもしれませんね。

高校生のごはん応援隊

感謝箱を設置するという自発的な取り組みを機に、優しさの輪が広がっていく様子が伝わってきた。伝えたいこと、感じたことを自分の言葉でしっかり伝えられていた。

未来のミカタ 情報基地