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金賞
【No.145】一人で映画を作ってみた
コウヘイ(鹿児島玉龍高等学校)

映像作りに興味がわいてきたので、一人でサスペンス映画を作ってみました。制作日数は約20日でした。一人で撮影した事や、3分間に納める事に苦労しました。カメラを落としてしまい、レンズを壊してしまった事もありました。しかし、なんとか作り上げられた時の達成感は、尋常ではなかったです。是非、楽しんでみてください。

審査員コメント

観れば観るほどコウヘイ君の映画愛が伝わってきました。自分の「好き」に突き動かされて、作品一本を作った君。君が好きなことを夢中でやっている姿を見ることが、僕は何よりも好きです!

柚木 恵介

こう言うとちょっと怒られそうですが、
一見すごくよくできてそうなミステリー色の強いムービーなのに、
それでもどこか、理に適ってない過剰と欠落があるのがいいですね。
成立するかどうかよりも、「なんかイイ」「どこかおもしろい」「変に惹かれる」ところが残っているものが良いです。これが最初の映像作品だとしたらずいぶんすごいですが
今のこの感じをどこかに残せると、すごくよくできていそうなミステリー色の強いムービーなのに、
それでもどこか、理に適ってない過剰と欠落があるのがいいですね。
成立するかどうかよりも、「なんかイイ」「どこかおもしろい」「変に惹かれる」ところが残っているものが良いです。これが最初の映像作品だとしたらずいぶんすごいです。

田中 偉一郎

この作品を一人で作り、3分でまとめ上げたことに大変驚きました。カメラワークと構図のセンスが光ってる!これまでいろんなものを見てきたんですね、それを自分のものにできていて素晴らしい。完成度が高いからこそ、より鑑賞者を引き込む演出を求めたくなりました。コウヘイさんならできる。この先も作品を作ってたくさん暴れてください!

杉浦 由梨

全体的な構成力や世界観の出し方に、コウヘイさんの映画をもっと楽しみたいという意志を感じとることができました。自宅撮影という制約の中で可能な手法やシチュエーションを、今回はとても思案されたのだと思います。そのおかげか邦画ホラーのようなシュールさや日常に突然訪れるズレへの恐怖心を煽ることが出来ているのと同時に、垣間見える余白からは撮影者自身の伸び代を感じさせます。願わくばこの先も熱を絶やさずに、続けて行って欲しいです。

永沢 碧衣

映画としての構成やかたちにする構想力が漲る作品でした。この賞を動力にして、「こんなことをやってみたい!」という好奇心をこれからも大切に映画を撮り続けてほしいです。また、先人たちがつくってきた沢山の映画を観て、自分の視点を獲得してください。楽しみにしています!

原田 祐馬

怖さと創造性を感じながら、どうなるのだろうと思いながら楽しめました。カメラアングルなど一人で撮影するのは大変だったと思いますが、臨場感もあり本場の映画のようなサスペンス感を味わえました。映画に興味があるんだなという感じが伝わってきました。

高校生と一緒に地域盛り上げ隊

最初から緊張感が伝わってくる動画。
3分間。一人で作る。この条件でサスペンスもの選択したことも素直に正解だと思いました。
今回、勝手ながら、映画の予告編として見せていただきましたので、引き続き本編の制作を期待します。

高校生のごはん応援隊

出だしからドキドキさせられた。多彩な画角が非常に効果的で、映画を見るのがきっと好きなんだろうなと感じさせる構成だった。本当に一人で作ったの?と思えるほどのクオリティーで制作期間にも納得。賞金でぜひ新しいカメラ 続編に期待しています…!

未来のミカタ 情報基地