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銅賞
【No.041】追憶
しろはる(九州産業大学付属九州高校)

何気ない日常も特別な日も全ては思い出となる。時間は大人になるにつれて早くなる。それは繰り返すことができない。それが思い出となると繰り返す。

審査員コメント

一度観ただけでは理解が追いつかず、何度も見返してしまいました。
着飾った2人が歩いて? 逆再生され? 目覚める?
色々な違和感が詰め込まれていて、まさに白昼夢のようです。

柚木 恵介

ミステリー系のゲームみたいな変な世界。怒られるかもしれませんが、わけわかんなかったです。
わけわからないものって絶対他の人には真似できないもので、わけわからないながらも、JKの心象を描いているようにも見えなくもないのがすごい。わけわからないものをみんながそれぞれつくると、ものすごい多様性に富んだ世界ができると思います。

田中 偉一郎

夢の中を体感するようでした。繰り返す映像の浮遊感と、目覚めたときの映像のコントラストが良い。難しい感覚を丁寧に追って表現したと思います。散らかった部屋の現実感も非常にリアル。

杉浦 由梨

思い出は何度でも巡る?高度すぎる内容で理解するのが難しい作品でした。しかし何気ない様子、でもかけがえのない時間が大切に思えるそんな作品でもありました。「犬の骨格ってどないなっとんねん」が忘れらません。

高校生と一緒に地域盛り上げ隊

この作品は難しい。
『何気ない日常も特別な日も全ては思い出となる。時間は大人になるにつれて早くなる。それは繰り返すことができない。それが思い出となると繰り返す。』これが高校生から見た追憶のイメージなんだと思った。
もっと大人になった自分には、繰り返す思い出はもはや細部まで思い出せず、あの場所はどこだったか、誰と一緒だったかも確認もできない、自分の中にしかないものだと感じています。若いっていいね!

高校生のごはん応援隊

夢落ちの結末にぴったりな構成だった。現実か夢か分からなくなるような世界観の演出がすてきだった。登場人物が着ていた洋服は手作りなことにも驚いた。

未来のミカタ 情報基地