全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2023 全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2023 全応募作品をみる

銀賞
【No.152】+IF_I
水野花音(岩手県立杜陵高等学校 通信制)

パソコンで動画編集作曲(ブレイクコア)いたしました。
動画内に出てる景色は岩手県(石神の丘、沿岸地域)、盛岡駅、
北海道(函館?と津軽海峡近辺)、東京駅近辺です。
乗り物は東北新幹線あきたこまち、東海道新幹線ひかり号
津軽海峡フェリー(ブルーマーメイド)

イラスト 自作

卒業が近いことと岩手から離れ静岡のでの生活がスタートすることや辛かった過去もあったけど、まっすぐ進める思いを込めて作曲しました。
題名はプログラミングぽい名前にしました。

審査員コメント

言葉にはなかなかできないのですが、作者の切実さや決意のようなものを感じます。

柚木 恵介

「chill」がすごい。怒られるかもしれないですけど、目的がない動画って感じ。で、それは唯一無二でしかない。ある日ぽっかりとできてしまったこの音楽や映像を忘れた頃に思い出して聴いてみると、勇気が出そうな、言葉にできない私小説みたいなかんじです。

田中 偉一郎

吸い込まれるような音楽と、心情描写のような映像がとても良い。水野さんの進む世界にこの先どんな音楽が流れるんだろう。何度も聴きました。魅力的な作品です。

杉浦 由梨

作曲や映像やイラストなど、それらの創作行為に向かう姿勢が単純な<好き>という一つの気持ちだけでは片付けられないような、複雑な感情で浸されているような作品でした。離れ離れになってしまう場所や人、その地点にいた過去の自分に手向けられたものであると同時に、一つの作品として留め置くことで次に進むための歩みを止めない強かさも感じさせました。この機会、この作品に紐づいた風景をいつでも思い出せるように、ご自身の心の中でも大切にしていただけたらと思います。

永沢 碧衣

新幹線沿線だったり、いろいろな土地の映像とゆったりと落ち着く音楽・・いいですね。新幹線から見える景色や人物のイラストが何を物語っているのかとても気になりました。

高校生と一緒に地域盛り上げ隊

高校生の、特に高校3年生のあやうさを感じる作品でした。
個々によりその内情は違うので、根底にあるものは知る由もありませんが、自分を自分の目線で客観視し『希望』ということばを簡単に使えない人もいるでしょう。
それでも社会人として、まっすぐスタートしようとしている思いが伝わる作品でした。

高校生のごはん応援隊

全体的なトーンは決して明るいものではないが、不思議とずっと聴いていられるような心地よさがあった。思い入れのある風景、イラストも相まって、自然と引き込まれていった。

未来のミカタ 情報基地