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全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2021 全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2021 全応募作品をみる

銅賞
「僕だから出来る漫才」
山本 翔希(大阪府立吹田東高等学校)

普段は「えきせんと」というコンビで活動している高校生漫才師です。
僕は昔から映像編集とネタ作りをしており、それを合致してなにか出来ないかと考えておりました。
そうしたらこんな動画が出来ちゃいました。
編集:1,漫才:9でアンバランスな動画でとても拙いのですが、よろしくお願いします。

審査員コメント

編集によってコンビ漫才を成立させるというアイデアがいいですね。誰もやっていない。それだけで十分価値があります。君だから出来る漫才の次なる進化を期待しています。

柚木 恵介

自分もピン芸人を10年以上やってきて、一人二役を何とか舞台上でやれないかとここ2、3年考えていたのに先を越されてしまいました。ボケとツッコミでキャラクターも変えているし、映像なのにテロップや文字に頼らずネタ1本で勝負していてよかったです。

ZAZY

この方法、お笑いを分析しながらネタつくるのにいいかもですね。僕もお笑い好きですが、M1予選なんか見てるとアレクサと漫才やったり、1人で二役やったり、「模索」が感じられます。逆に僕は「笑いの美術」なんてくくられたりしますが笑わせようと思って何かをつくったことはありません。「今見たいものをつくる」が結果、鑑賞者の笑いになります。そういった意味で、山本さんが今見たいものをつくれている感が良かったと思います。あとはCreativeと笑いの量はなかなか一致しないのをどう笑いにもっていくかですね。

田中 偉一郎