こちらのページは2020年度のアーカイブです。アーカイブトップにもどる

高校生クリエイティブキャンプ 2020

審査について

既存のジャンルにとどまらない活動をしている審査員たちが、多様な視点で”超おもしろい活動”を審査します。

審査員

柚木 恵介

審査員長柚木 恵介Keisuke Yunoki
アーティスト
秋田公立美術大学准教授
つくりかたつどいかたデザイン

1978年生まれ。東京藝術大学デザイン科修了。インテリアデザイナーを経て、東京藝術大学、法政大学にて勤務後、2019年から現在秋田公立美術大学ものづくりデザイン専攻准教授として在籍。全国各地でワークショップを開催したり、カマクラ図工室にて、はみだし小学生たちと活動をしています。最近は、小1の息子がハマるものに、親として負けじとハマり返すことにしています。

ウェブサイト
カマクラ図工室

私は、空間デザインにルーツを持ち、プロダクトデザインを教えもすれば法廷画を描いたり小学生達と冒険をしたりもします。要するに、あらゆるものに興味を持ち、世界にどっぷりつかってみることを喜びとしてきました。一人で何役もこなすことがあるので、人件費的に重宝がられることもあります。

今回募集する「超おもしろい」ことですが、「超」も「おもしろい」もとても曖昧な言葉ですよね。正解なんてあって無いようなものだから、いずれ大河となる最初の一滴を見てみたいと思っています。なんでもやってきた私は多分ストライクゾーンが広めなはず。誰にも分かってもらえないなんて言わずに、むしろ成仏させる気持ちでご応募頂けたら嬉しいです。

船橋 陽馬

審査員船橋 陽馬Youma Funabashi
根子写真館
マタギ

1981年、秋田県男鹿市(旧若美町)生まれ。高校卒業後、上京。東京、名古屋、ロンドンと転々としながらフローリスト(花屋)として生計を立てる。2008年、ロンドンから帰国し多摩美術大学映像演劇学科へ入学。写真の勉強を本格的に始める。在学中よりフォトグラファー神林環氏に師事。卒業後、秋田へ戻り独立。2013年、マタギ発祥の地、国指定重要無形民俗文化財「根子番楽」で知られる北秋田市阿仁根子集落へ移住。この土地ならではの土着文化を体現しながら、暮らすこと、生きることを常に探究している。

ウェブサイト
なんも大学「カメラマン、またぎ・36歳」

今年のクリエイティブキャンプは皆さんに直接お会いすることができません。それが何よりも残念で仕方がありません。しかし、皆さんが思い思いの場所で、超おもしろい企画を立ち上げ、どのような成果となって最終発表になるか、今から超楽しみです。正解も不正解もない。怖がることも何もない。想像を絶する、高校生らしくない唯一無二のアイディア・企画をお待ちしております。それでは、オンラインで会いましょう!

井上 豪

審査員井上 豪Masaru Inoue
秋田公立美術大学教授
東洋美術史

東京生まれの初級秋田人。牡羊座のB型。 早稲田大学第一文学部および大学院修了、その間に北京大学考古系に留学。専門は東洋美術史または美術考古学。シルクロード仏教壁画の研究とか中国宮廷美術史の研究が主なテーマ、実はシルクロード考古学の世界ではちょこっと有名。元アニメおたく。

本業とは関係なく秋田の古社寺とか遺跡とか廃墟とか珍スポットを探検するのも好き。学生の影響で生物学やら地質学に手を出したり、要するに面白ければ何でも好き。 幽霊サークル「考古学研究会」主宰、非公認サークル「秋美生物部」顧問(というか部員 )、ほかサークル顧問多数。

研究報告展「新波神社・北辰妙見像の仮想修復」

個人的には「くだらないこと」が好きです。「そんなことを一生懸命やっても…」って素通りされてしまうような「しょうもない」こと。みんなが素通りするところには宝が埋まってたりするものです。くだらないことを真剣に突き詰めれば、大概「おもしろい」ことになってきますよ。あとは自分がそれをどれだけ面白がれるかですね。他人が面白がってる姿は、見ていて面白いですから。皆さんの面白がる姿、ぜひ見せて下さい。一緒に盛り上がりましょう。

萩原 健一

審査員萩原 健一Kenichi Hagihara
秋田公立美術大学准教授
メディアアート

山形生まれ。映像作家・ディレクター。情報科学芸術大学院大学修了。映像を用いてメディアアート作品制作をおこなう。IAMAS助教を経て、愛知県で大学教員を続ける、2017年より秋田在住。企業やプログラマーと協働したメディア教育教材の開発を研究の軸としている。

高校生のころは、学校へ行くと掲示板や配布物のそこら中で『飛翔』とか『Try』とか、やたらと煽られたのを思い出します。常に全力で輝くことを求められ、挑戦と熱気を期待され、声を張れない自分は戸惑ってばかりいました。U18CCが求める『超』は、それらの煽り文句では測れないアプローチも含まれていると思います(思いましょう)。周りの同級生に合わせて未来に羽ばたく必要は全くありません。地面すれすれの低空飛行でかまいません、やりたいことは消去法で決めましょう。

田口 義則

特別委員田口 義則Yoshinori Taguchi
JR秋田支社 地域活性化推進室

1991年入社、首都圏での駅業務を経験後、首都圏(京浜東北線)電車の車掌として乗務。秋田に戻り、秋田新幹線や寝台列車、男鹿線などの列車に乗務。その後、企画部門で人事関係(秋田・本社)の業務を経験後、福島県白河市にあるJR東日本総合研修センターで講師業務を行う。秋田で乗務員区所の管理者、企画部門で駅業務に関する業務を経験の後、土崎駅の駅長を経て現在に至る。

高校生のごはん応援隊

審査員高校生のごはん応援隊
JA全農あきた

JA全農あきたの特別チームが、高校生の皆さんの活動を応援します。