草ノール〜雑草からエタノールを精製する〜
草ノール(立命館守山高等学校)
昨今のエネルギー問題を解決すべく、世界ではバイオエタノールの開発が進んでいますが、その原料は穀物など、多くは食物として使用するものです。そこで、雑草に注目しました。雑草は全国どこにでもあり、原料には困りません。糖化することさえできればエタノールを生成できると考え、今回の実験に至りました。実験の概要としては、雑草を消石灰と混ぜ、数日後硫酸と水酸化ナトリウムで糖を取り出します。ほぼ全家庭の庭にも生えている雑草とグラウンドに白線を引く際に使用する消石灰を使うことで、より手軽なものを目指します。