全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2022 全国高校生 何でも、アリ。Creative Award 2022 全応募作品をみる

審査員

柚木 恵介

審査員長柚木 恵介Keisuke Yunoki
アーティスト
秋田公立美術大学准教授
つくりかたつどいかたデザイン(プロダクトデザイン)

世の中に、ここまで自由なコンペティションがあるのでしょうか。(調べていませんが)
目的や理由なんて無くたっていい。必要なのは、高校生の衝動と少しばかりの動画制作力だけ。くだらなくても、オチなくても、きゅんでも、ガチでも、ニッチでもいい。
どんな球でも受け止めるから、今年も君の3分を待ってるぜ!

1978年鹿児島生まれ。東京芸術大学デザイン科講師の傍ら、造形作家として活動を続けている。近々の活動は以下の通り。2020年/JR東日本秋田支社 BLOOMING TRAIN OGAラッピングデザイン(秋田県)。2016年/KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭出品(茨城県)。2014年/表現のチカラ 東京藝大セレクション展ディレクション(香川県高松市)。2014年/日本橋三越夏の芸術祭 ワークショップディレクション(東京)。2014年/小豆島アーティストインレジデンスディレクター(香川県小豆島)。2013年/瀬戸内国際芸術祭出品(香川県小豆島)

曽根博美

審査員曽根博美Hiromi Sone
キュレーター・心理療法士
秋田公立美術大学教授

クリエイティブってなんだろう?——って考える必要はありません。
高校時代の体験はひとつひとつがオリジナル。
これが面白い、美しい、楽しい、良い、尊い、切ない、浸っていたい、忘れたくない、忘れたい、煌煌(きらきら)しい、可愛い、とっておきたい、悲しい、心から笑える、広めたい、心にくる、怖い、ずっと眺めていたい、どう考えても正しい——毎日を生まれては消えていく感情や考えはまだまだあるけど、とにかく誰かに伝えたいことがある!
そんな何かをつかんだら、作品にして送ってください。とても楽しみに待っています。

ライター、評論、キュレーションで活動した後、渡米。アートマネージメントをしつつ、ロサンゼルスの福祉事務所でソーシャルワーカー兼メンタルヘルスセラピストとして働く。個人・グループ対象に認知行動療法、危機介入、家族療法、芸術療法、遊戯療法を含むセラピー全般を行うほか、低所得者住宅、DVシェルターなどでソーシャルワークとしてのアートプロジェクトを企画実施。最近のキュレーションに「東京インディペンデント」(2019)、アートスクアッド90’s」(2020)等。東京ビエンナーレ2023ディレクター。

田中 偉一郎

審査員田中 偉一郎Iichiro Tanaka
美術家
クリエーティブ・ディレクター

高校生のみなさん。こんにちは。
僕は、理由づけだらけの世の中にやや飽きた48歳のおっさん美術家/デザイナーです。

ですので今回のこのアワードでは、
「きっかけはない、ただただ、これをやった。」
「誰にも言ってないけど、やっていることがある。」
「何故やりたいのかわからない、でもやってみる。」
そんなものが見てみたいです。

それはたぶん、芸術になります。
そしていつか誰かに驚かれ、知らず知らずにグイグイと世界を引っ張るかもしれません。
何でもアリって、最高ですね。

「このせかいのほとんどは意味が無い。その“ほとんど”を扱っています。」という美術家。2000年より国内外の展覧会で、《ハト命名》《ラジオ体操”アドリブ”》《板Phone》といったノーメッセージな作品を発表。写真作品《ストリート・デストロイヤー》は、Eテレ「シャキーン!」で放映され広く知られた。また、広告のクリエーティブディレクターとして、多くの企業ブランディング、V.I、TVCM、ポスター、商品パッケージを企画・デザインしている。

協賛企業

高校生と一緒に地域盛り上げ隊

審査員高校生と一緒に地域盛り上げ隊
JR秋田支社 地域活性化推進室

“JRが地域活性化を推進?鉄道会社なのに?”と思われませんでしたか。弊社は鉄道事業以外にも、まちづくりやキャッシュレスの推進など、バラエティに富んだおもしろい事業を営んでいます。みなさん自身には、そんな一般的に認知された顔だけではない、ひっそり温めてきた活動や野望はありませんか。失敗すらOKと謳っているので、本当に“何でも、アリ。”です。あなたがチャレンジするのを応援しています!

田口 義則:JR入社後は、駅員・新幹線車掌・社員の人財育成に関わる業務を経験。野球大好き、除雪大好き人間です。
浜崎 真侍: 趣味は歩くこととラーメン屋巡り。山手線の車掌や運転士を経て、現在は秋田県内のキャッシュレス化やMaaSを推進する仕事をしています!
内田 真奈美:リシとマチ(子どもの愛称)を愛し、夫とは程々に仲良くしながら仕事を頑張る30代の母ちゃん。地元秋田を盛り上げるために日々奮闘中。

高校生のごはん応援隊

審査員高校生のごはん応援隊
JA全農あきた

皆さんの中には未だ本来の活動ができない状況の方もいるかもしれませんが、そんなストレスを発散する意味でも、自由な発想で途轍もない面白い企画をどんどん応募して下さい。今年はサキホコレというお米がデビューします。賞品として美味しい秋田米を用意していますので、高校生の皆さんもサキホコレ!!

季節にあった食べやすさを追求したブレンド米や、消費者が元気になれる様なメッセージ米を企画販売しています。趣味:スポーツ観戦、スキー、映画鑑賞。

未来のミカタ 情報基地

審査員未来のミカタ 情報基地
秋田魁新報社

世の中で起きていることを記事として発信する新聞社に「何でも、アリ」って。。。
事実を正確に伝えることに注力する新聞社ですが、ニュース発信のほかにも様々な事業にチャレンジしています。若者のミカタである私たちの発信力で、何にも属さないオリジナリティあふれる高校生の活動を多くの人たちに伝えたい。想像してみるだけでワクワク感が止まりません。何にも染まらないフレッシュでバラエティに富んだあなたの活動、応援しています!

父は絵を描き、母は書をたしなみ、妹はアメリカで長年活動するプロの美術家。そんな芸術一家の長男である審査員は、ことし148歳の古ーい新聞社の中の人。ニュースや広告のウォッチャー的な毎日の一方、いま最も新しいもの、次に来るものは何か?を毎日探しています。趣味は70、80年代のプログレッシブロック。最近一番関心があるのは、デジタルメディアでの情報発信です。