最終プレゼンテーション
芹沢 高志
秋田の夜が長いことに注目し、徹底して夜にこだわろうとしたところがいいと思います。最終プレゼン動画も(夜の活動シーンに特化してもよかったのではないかと思いましたが)スタイリッシュだし、youtubeを使った夜光星TVの発信もとても今風に思いました。地元にお知り合いがいたことで、秋田での体験がより充実したものになっただろうことも想像できます。とにかくその機動力は素晴らしいものです。ただ、発信に力を入れたせいか、多少、見栄えのするイベントの創出を意識しすぎてはいないかと思えることもありました。
高橋 大輔
夜に対して抱く人間のマイナスイメージと、秋田の長い夜。秋田県民のほとんどが気づいていない着想を掘り起こしてきた点が素晴らしい。動画のテイストはクールで、「夜を楽しもうとし、夜に活動する」と宣言するプロローグには期待感を煽られた。その一方、3分間のビデオうち白昼の映像が3分の1以上を占める。もっと彼らが理想とする夜の活動や夜のおもしろ追求を見たかった。ビデオの全編3分間、夜だけの動画で構成してもよかったのではないか。そこに未知なる秋田の夜を発見できたなら、本テーマのど真ん中を射抜く超おもしろ企画に発展しえたであろう。
高嶺 格
あえて明確な目的を持たず、即興に任せた合宿にしたのは、自分らの能力を信じていないとできないことだと思い、強さを感じました。秋田の知り合いを通じていろんな人に出会えたのは、他のグループと比べて恵まれた環境にあったと言わざるをえないですが、もっと徹底して何の予定も立てず、すべて即興に任せてもよかったのではと思います。いずれにしてもこの怪しい運動神経を持ったメンバーが今後どうなっていくのかに興味があります。機動力と瞬発力を世界で生かせる日が来ますように。
山城 大督
とにかく活気と推進力のある、タレント性の高い「超おもしろい」チーム。人数の多さを利用して縦横無尽に秋田を巡り活動をした。アイデアも豊富で、独特のコミュニケーションのスキルを感じた。YouTube、Twitter、InstagramなどSNSや動画配信のツールを駆使し、即時に活動を外部に発信し、展開した事はとても評価した。しかし、疑問はのこる。「夜光星」の活動の目的はいったい何だったのだろう。